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2010年1月17日

●『俺たちのセ・ラ・ヴィー』

嬉しい時、楽しい時、苦しい時、悲しい時、幸せな時、いつも側にいてくれる歌。


今は、ムード歌謡、歌謡曲を歌っている僕ですが、幼い頃からいろいろな音楽に触れ合う機会がありました。


何故かわが家にはレコードを聴くステレオがあり、童謡、クラシックから演歌までたくさんのLPレコードの山。


きっと両親が購入し、聴いていたものと推測されます。それらを勝手に引っ張り出してひとり聴いていたことを思えば、家族が取り分け音楽熱心でなくとも、歌に対する思いは、心のどこかに潜んでいたのだと思います。


しかし、他界した曾祖母が、坂本冬美さんのコンサートに連れていってくれなければ、そして僕も、曾祖母と一緒にコンサートに行くことより友達と一緒に遊ぶことを選んでいたら……。


今こうして、歌を通じて多くの方々と出逢ったり、仕事をさせていただくことは決してなかったと思います。そして、人生の流れの中に起こりうる、偶然ではない必然というものを実感せずにはいられません。


もしも、生きていく中で自分の身の回りに起きる出来事の全てに、何かの理由と意味があり、何かのメッセージがあるのだとしたら…。


今日このCDを買ったことにも何かが???


随分長い前置きでしたね(笑)


僕のシングル『禁じられた想い』の中に収録されている『本牧から…』を作曲して下さった大谷明裕先生が、昨年末、シンガー‘大谷めいゆう’としてアルバムをリリースされました!


大谷先生が表現している、男の優しさが、弱さが、強さがCDアルバムの中に散りばめられていて、カッコイイなぁと感動しました。仕事を抜きにCDを買ったのが久しぶりだったこともあり、昔のように、どんな歌が入っているんだろう?とワクワクしながら聴きはじめ、いつの間にか、何十回もリピートしている自分にビックリ。


大谷先生が、優しく「お前も頑張れよ!」と言っ下さっているような気がしました。


勿論、皆さんが聴いた時には違ったメッセージが伝わってくると思います。大谷先生の是非、聴いて下さい!

俺たちのセ・ラ・ヴィー