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2014年1月28日

●ちょっとだけ【はぐれ橋】

3月5日発売の15枚目のシングルCD「はぐれ橋」の‘橋’は実在する?!


いえ、歌の物語の中での橋です。


だからこそ、歌う側も、聞いて下さるお客様も、それぞれの人生経験などに照らし合わせたりして、自由に想像できるのです。また、誰もがドラマの主人公や監督になれたり、時には傍観者になってみたり、いろいろな楽しみ方ができる。「はぐれ橋」はそんな魅力いっぱいの歌です。


タイトルを見てるだけでも、そこから様々なドラマが生まれ、人間模様が垣間見えてきそうです。


ここで、ブログをご覧下さっている皆さんだけに、少しだけ歌詞をご紹介したいと思います。


♪身のほども知らないでおまえを愛した 
 引き際ぐらいきれいに別れさせてくれ 
 この手を離すからおまえは走れよ 
 あいつのところへ あと振り返らずに…


とてもドラマチックな歌詞です。今までも悲恋歌ばかり歌ってきましたが、今回は特に悲しい、いえ、悲し過ぎる恋歌です。


しかし、今年は悲しみに暮れるだけでなく、自分の人生を前を見てしっかり生きていくための、信条ある、そんな歌を歌えたらと思っています。悲しみの向こう側にあるひとすじの希望の光が見える「はぐれ橋」を感じて頂けたら…。


そして、今までにない大人っぽい歌詞なので(作詞をして下さった久仁京介先生がおっしゃるには主人公の男性はナント50代!!!のイメージらしいです。)是非とも、世のお父さんたちにもカラオケで熱唱して頂きたいですね。


ところで、僕が「はぐれ橋」の練習をはじめた頃は、作曲して下さった弦哲也先生のデモテープのイメージで歌っていました。大人の男の生き様を意識しながら。しかし、レコーディング後の自分の歌を聞き返してみたら、声の雰囲気も歌のフレージングも、自分で思い描いていたより随分若い印象で骨太な感じの仕上がりに。男の哀愁というよりは、若干の青臭さも残っていて何だかこそばゆい感じで…。


「字は体を表す」という言葉がありますが、文章も、絵も、そして歌も同じだと思います。レコーディングしたその歌に、声に映るものはまさに、今の自分自身です。それをどう受け止め、これから先にどう繋げていくか。歌は実にいろいろなことを考えさせてくれ、教えてくれます。だから歌うことはとても奥が深いのだと思います。


自分の感想はそんな感じでしたが、嬉しかったのは、両先生が歌の仕上がりに大喜びして下さったことでした。きっと、それぞれにイメージされていた通りの歌唱で作品が完成したからだと思います。個人的にそう信じたいだけですが(笑)


先生方の丁寧なご指導のおかげで、1番厳しい最難関の壁を突破することができました。毎度のことですが、レコーディングは本当に心臓に悪い作業です(笑)わかりやすく説明すると、いつも合格発表を待つ受験生気分といった感じでしょうか。


後は、CDで、テレビやラジオや有線などで、そしてこれからのステージで、お客様にじっくり聴いて頂き、一生をかけて大事に育てていくのが僕の歌い手としての役目です。


逆も真なりで、本当は歌が‘歌手・竹島宏’を育ててくれているのです。


「はぐれ橋」でまたひとつ成長した姿を皆さんにお見せできるよう、そして今回の歌でも‘オリコン演歌・歌謡ランキング’で1位を獲得できるよう、肩の力は抜きながら全身全霊で歌って参ります。


全国の皆さん、新曲「はぐれ橋」のCDのご予約、どうぞよろしくお願いいたします!!!

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