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2015年2月25日

●感謝の想い ~卒業~

一昨日、4月8日発売予定の新曲のレコーディングをしてきました。
 
 
その瞬間の、僕の声の記録でもあります。
 
 
また新たに、大切な宝ものが増え、全国で竹島宏の歌を愛して下さっている皆さん、歌謡曲ファンの皆さんに聞いて頂ける日を待ち遠しく思います。お早めにお近くのCDショップさんでのご予約、よろしくお願いいたします。
 
 
ところで、ファンクラブの皆さんには既にお知らせさせて頂きましたが、この春から、今までお世話になった徳間ジャパンコミュニケーションズを卒業させて頂き、新たに、テイチクエンタテインメントから新曲をリリースさせて頂くことになりました。
 
 
ガウスエンタテインメント時代を含め、徳間ジャパン、そして第一興商グループの皆さんには、デビュー以来13年近くも、大変、大変お世話になりました。
 
 
保志忠彦名誉会長には、デビューしたばかりの無名の新人には無謀とも言える渋谷公会堂でのファーストコンサート開催に多大なるご尽力を頂き、全国のディーラー様とのご縁も多く繋いで頂きました。
 
 
徳間ジャパンのスタッフの皆さんには、歌手というよりもむしろ、まるで大きい子供を育てているかのような、いっぱいの愛情を、竹島宏のために注いで頂きました。
 
 
夏の暑い日、浅草花やしきでの汗だくになりながらのデビューイベント。
 
 
初めてNHKの番組で歌わせて頂いた日のこと。
 
 
所属レーベルがガウスから徳間になったばかりの僕を、初めてオリコン本社に挨拶に連れて行って下さった日のこと。
 
 
ディレクター不在時の僕の花やしき担当を自ら引き受けてくださったこと。
 
 
毎回、ウソかホントかわからない位の冗談を言って、心の緊張をほぐして下さったこと。
 
 
新曲発売会議では沢山のアイディアを提供して下さったこと。
 
 
いつも「うちの竹島宏よろしくお願いします!」って、僕の知らないところで宣伝して下さっていたこと。
 
 
チャートで初めて1位になった時、自分のことのように大喜びして下さったこと。
 
真夏のキャンペーンで熱中症で具合が悪くなってしまって、いろいろご迷惑をおかけしたこと。
 
 
頭を丸めてまで竹島宏を売り込もうとして下さったこと。
 
 
どんな些細なことも見逃さず、的確に事務の対応をして下さったこと。
 
 
担当が違うのに歌うキーの高さについて教えて下さった時のこと。
 
 
「泣きぬれて…」を頑張って歌っていけるよう、発売までのすべてのレールを引いて下さったこと。
 
 
新幹線の時刻に間に合うようにと、キャンペーン帰り、混雑する通勤電車でマネージャー変わりに品川駅まで連れてって下さったこと。
 
 
いろいろ大変な状況下であるにも関わらず3万枚突破パーティーを開催して下さったこと。
 
 
それから、北海道、名古屋、大阪、九州営業所の皆さん、クラウン徳間ミュージック販売会社の皆さんとの沢山の思い出。
 
 
振り返れば、スタッフの皆さんへの感謝の気持ちが膨らむばかりです。
 
 
皆さんに時に厳しく、時にあたたかく見守って頂き、大事に育てて頂いてきた竹島宏は本当に幸せな歌手です。
 
 
しかしこれからは、歌い手として、人間として、ステップアップして行くため、新たな環境で、あえて厳しい覚悟で歌にのぞみたいと思い、新しい形でスタートさせて頂くことにしました。
 
 
自分の選択がどうであったか、将来がどうなるかは、今はわかりません。それは、どんなに力のある未来予報士にだってわからないと思います。
 
 
ただ、もっともっと強く、逞しく成長するためには必要不可欠な選択であった、と僕は信じています。
 
 
いつか己との闘いに勝って、日本の歌謡曲の歴史に残るようなヒット曲を作る日まで、全力で精進して参ります。
 
 
まだまだ至らぬことばかりですが、今後ともご後援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。