●福井が恋しいです・・・
雪国福井とはいえ、記録的な大雪のニュースを見て驚きました。
大変な状況にあっても明るい声で話せる福井の人たち。
そこにこそ、福井県民の人柄があるのだと思いました。その姿は、まるで越前海岸の断崖絶壁に凛と咲く水仙の花のよう。だからこそ、福井県花は水仙なのだと思います。
たとえ何処で生きようと、僕も福井人としてしっかり生きて行かなければ、そんな思いになりました。
福井っ子なら一度は目にする橋本左内の「啓発録」は、今でも僕の心の書です。
西郷隆盛をして尊敬する人と云わしめた幕末の志士・橋本左内は、天保五年(1834年)福井藩医の家に生まれ、後に、大阪の緒方洪庵の適塾で学び、江戸末期の日本の政治では大きな影響を与える存在になります。
左内は若干15歳にしてこの「啓発録」を書き記しています。
年令を重ねるほど、郷土の偉人の言葉が心に響いてきます。
福井が恋しいです。