« 『小金沢くんの波乗り歌謡曲』 | メイン | 竹島宏の「音故知新」 »

2019年2月15日

●ヘルマン・ヘッセ

今朝、レッスンに行く前タクシー待ちしていたら、粉雪がヒラヒラと舞い降りてきました。

一瞬の出来事の中に寒さはあったものの、何となく心はポカポカしていて。

もしかして、もうすぐ春がやってくるのかなって。

そんな気がしました。

レッスンの帰り道、本屋さんで久しぶりに見つけたヘルマン・ヘッセ。

中学時代、学校の勉強は苦手でしたが、ヘッセの詩集だけは何度も何度も読み込んでいました。

自分の精神の骨組みは、そのほとんどがヘッセの言葉により形成されていることに、何十年も経た今、気づかされました。

そういえば以前「人は3歳までに人生のほとんどが決まる。」なんておっしゃる方がいましたが、僕の場合、人生で最も多感な時期に出逢ったヘッセの影響で、今の自分があるのかも知れません。

この先の人生もすべて、ヘッセの言葉に運命を決められていたとしたら・・・。

そんな人生も、なかなか面白そうです。
20190215.jpg