●ヘルマン・ヘッセ
今朝、レッスンに行く前タクシー待ちしていたら、粉雪がヒラヒラと舞い降りてきました。
一瞬の出来事の中に寒さはあったものの、何となく心はポカポカしていて。
もしかして、もうすぐ春がやってくるのかなって。
そんな気がしました。
レッスンの帰り道、本屋さんで久しぶりに見つけたヘルマン・ヘッセ。
中学時代、学校の勉強は苦手でしたが、ヘッセの詩集だけは何度も何度も読み込んでいました。
自分の精神の骨組みは、そのほとんどがヘッセの言葉により形成されていることに、何十年も経た今、気づかされました。
そういえば以前「人は3歳までに人生のほとんどが決まる。」なんておっしゃる方がいましたが、僕の場合、人生で最も多感な時期に出逢ったヘッセの影響で、今の自分があるのかも知れません。
この先の人生もすべて、ヘッセの言葉に運命を決められていたとしたら・・・。
そんな人生も、なかなか面白そうです。