●竹島宏~ムード歌謡の世界へ~
竹島宏~ムード歌謡の世界へ~ご来場下さいました皆さん、ありがとうございました‼
昭和歌謡に欠かせない"ムード歌謡"は、もともと米軍キャンプで海外の音楽を演奏していたミュージシャンたちが、活躍の場をグランドキャバレーやダンスホールなどに移し、それらのお客様やホステスさんたちに愛され、支持されてきた音楽です。
そのヒット曲のルーツは、夜の世界のステージで演奏されてきた外国曲など、多様な音楽たちにもあるようです。ですから、ラテン系のリズムや洋楽の要素が取り入れられているのも頷けます。
これからも沢山勉強して、深めていきたいムード歌謡。
しかし、僕にとって、ムード歌謡の先生とも呼べるお一人、キーボードの高橋ノブさんが先日、天国に旅立たれました。
黒いサングラスとハットがトレードマークのノブさんと長年ずっと一緒に活動されてきたメンバーさんたちは、まだまだ気持ちの整理もままならなかったと思います。
そんな大変な中でも、名古屋のステージでは最高の演奏をご披露下さいました。バンドマスターの隼さんのサックスの音色には、涙が止まりませんでした。
ノブさん、今まで本当にありがとうございました。
またいつか、ノブさんの繊細で優しいキーボードで、ムード歌謡歌わせて下さい。
どうぞ安らかにお眠り下さい・・・。