●カセットテープ
懐かしい!
昔は、CDだけじゃなくてカセットテープも製造してたんですよね。
何回も何回もテープが伸びるまで聴いて、お気に入りの音楽はまた新しいテープを買って。
テープが伸びて、音が少しばかり歪むことがあっても、それさえも味わい深く楽しんでいました。
今はほとんどがデジタルでとっても便利な時代になりましたが、人間味溢れるアナログの良さも捨てがたいなって思います。
ダウンロードやCDは、機械が故障したりCD盤が壊れたりしない限り半永久的に音楽を楽しめますが、レコード盤やカセットテープは、聴き続ければ必ず音が劣化していきます。身を削りながら音楽を楽しませてくれる存在でした。
しかし、デジタルの時代もアナログの時代も共通していることがあります。
それは、すべての音楽家は生命を削りながら音楽を生み出し、奏でているということです。
声も永遠ではありません。
必ず終わりがやって来ます。
花の生命と同じですね。
でも僕は、今ようやく蕾です。
自分の花を咲かせるため、これから水やりしたり、日光浴したり、風除けしたり、ますます忙しくなります。
きっとそうなってくれると、信じています。
全国のファンの皆さんにも、宏色の花の開花を見守って頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!