●お父さんのお雑煮
昭和一桁生まれのお父さんの人生すべてが、器の底にまで沁み込んでいる気がした。
感涙の美味しさだった。
僕のパワーフード。
お父さんのお雑煮のおかげで、昨日の『歌MAX』の収録も乗り切れた気がする。
いつもそう。
こうして僕は折に触れ、誰かに心を救われ、助けて頂いてきた。
誰かが照らして下さった光のおかげで、今の僕がいる。
そして、一元的でないこの世界で、今日も生きて、歌う。
花が咲くまで、これからも毎年、種をまいて、水やりを続ける。
いつになるか分からないけれど、小さな花を1輪、ひそやかに咲かせたい。
地平線の見えない砂漠に咲く、1輪の花を。
そうだ、また、お父さんのパワーを頂きにお雑煮を食べに行こう。
あっ・・・正月はとっくに終わってたw