●いよいよ
今日、スタジオでの稽古が終わりました。
通し稽古の前、演出の田尾下さんが、『ミュージカルプラハの橋』のストーリーについて、そして作品への思いなどを改めてお話しして下さいました。
おかげで3人の登場人物についての理解をより深めることができ、スタジオでの最後の通し稽古はより物語に集中し、僕自身アンディの魂に近づくことできたように思います。
昨日は宮川彬良先生がより細かいアドバイスを下さいました。お忙しい中わざわざ稽古場に駆けつけて下さった彬良先生の温かいお言葉は、一言一句そのすべてが僕の宝ものです。
今回のミュージカルに限らず、歌手・竹島宏として歌っていく上でとても大切な事も教えていただけたことは、本当に貴重で幸せな時間でした。
彬良先生にいただいたアドバイスを大切にしながら、本番に向けて自分なりにブラッシュアップしていきたいと思います。
今回の『ミュージカル プラハの橋』の音楽監督を担当して下さっているのは、彬良先生のお嬢様の宮川知子さんです。
彬良先生の音楽を誰よりもご存知の知子さんが、美しく優雅なピアノの音色で物語を紡いで下さいます。
知子さんのピアノを聴かせていただいていると心が洗われます。皆さんにも是非、その感動を体感していただきたいです。
本番は知子さんのピアノ、森由利子さんのヴァイオリン、鈴木崇朗さんのバンドネオンの3つの楽器の豊かな音色が響き合い、会場の皆さんをあたたかく包み込んで下さいます。
すべての楽器が歌い、語り、踊る。
そんな素晴らしい演奏で歌うアンディとローズの歌声、どうぞ楽しみにしていて下さい。
今晩から明日にかけては、舞台スタッフの皆さんが舞台セット、衣装、機材等の引っ越しをして下さいます。
そして、いよいよ明日から、東京会場である"紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA"入りします。
ドキドキしてきました。
とにかく今は、うがい、手洗いの励行を最優先にしています。
皆さんも風邪などにはくれぐれもお気をつけ下さい。